三井住友銀行カードローンの利率と利息負担

更新日:2019/06/25
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三井住友銀行カードローンの利率は年利4.0%~14.5%。
なぜここまで差があるのかと言うと、契約極度額(借り入れできる限度額)によって金利が異なるからです。
三井住友銀行カードローンは、契約極度額が増えていくごとに、利率が下がっていく仕組みになっています。
今回は三井住友銀行カードローンの利率と、実際いくら借りたときにいくらの利息を支払うことになるのかを解説します。

三井住友銀行カードローンの借入利率の仕組み

三井住友銀行カードローンでお金を借りる時に、借入時の利率がいくらになるかによって支払利息も変わってきます。
三井住友銀行カードローンで借入利率が決まる仕組みについて紹介していきましょう。

契約極度額で借入利率が決まる

三井住友銀行カードローンの借入利率は、申込み時の審査で決定した契約極度額によって決まります。
契約極度額は申込者の年収や職業、他社借入額などによって変わります。

契約極度額に対する借入利率は下記の表のとおりです。

契約極度額と利率の表
契約限度額 金利(実質年率)
100万円以下 年12.0%~年14.5%
100万円超 200万円以下 年10.0%~年12.0%
200万円超 300万円以下 年8.0%~年10.0%
300万円超 400万円以下 年7.0%~年8.0%
400万円超 500万円以下 年6.0%~年7.0%
500万円超 600万円以下 年5.0%~年6.0%
600万円超 700万円以下 年4.5%~年5.0%
700万円超 800万円以下 年4.0%~年4.5%

審査で最初に決定した契約極度額は、利用を続けることで増額することも可能です。

※増額には別途審査が必要となります

借入利率が違うと利息負担はどのぐらい変わる?

三井住友銀行カードローンの借入利率は審査によって変わります。
実際に支払利息はどのぐらい違ってくるか、実際に計算して比較してみましょう。

契約極度額100万円で50万円借りた場合

三井住友銀行カードローンの契約極度額が100万円以内の借入利率は年12.0%~14.5%です。
ここでは、年14.5%で借りられたと仮定して、1ヶ月の利息を計算してみましょう。

ちなみに、利息の計算式は下記のとおりです。

利息額=借入金額×実質年率÷365×借入日数

これにあてはめると、

50万円×14.5%÷365×30日=5,958円

契約極度額100万円で年14.5%の借入利率だった場合、50万円を借りたときの1ヶ月の利息は5,958円という結果でした。

契約極度額150万円で50万円借りた場合

契約極度額が100万円超200万円以内の借入利率は年10.0%~15.0%です。

ここでは、年12.0%で借りられたと仮定して、1ヶ月の利息を計算してみましょう。

50万円×12.0%÷365×30日=4,931円

契約極度額150万円で借入利率が年12.0%だった場合、1ヶ月の利息は4,931円という結果でした。

あくまでシミュレーションの結果ですが、金利が年14.5%から年12.0%に変わったことで、支払利息が1ヶ月で1,027円の差額となりました。

三井住友銀行カードローンの金利は低い?高い?

疑問を抱く先生と学生

銀行カードローンは銀行ならではの金利設定と言われています。

三井住友銀行カードローンの金利はどうなのか、他の銀行カードローンの金利、また消費者金融の金利と比較してみましょう。

メガバンクのカードローンの金利を比較

三井住友銀行カードローンとメガバンク2社のカードローン金利は下記のとおりです。

商品名 三井住友銀行カードローン 三菱UFJ銀行カードローン「バンクイック」 みずほ銀行カードローン
金利 年4.0%~14.5% 年1.8%~14.6% 年2.0%~14.0%

3社を比較してみると、三井住友銀行カードローンは若干最低金利が高めです。
上限金利はみずほ銀行カードローンと三井住友銀行カードローンを比較すると0.5%差があります。
この差を、実際に支払う利息を計算して比較してみましょう。
例えば、上限金利が適用される30万円を借りた場合の1ヶ月の利息は、みずほ銀行カードローンは3,452円、三井住友銀行カードローンは3,575円となり、その差額はわずか123円です。

このように銀行カードローンで比較してみると、三井住友銀行カードローンの金利は特別高いというわけでもなく、平均的な金利だと言えます。

消費者金融の金利と比較

では、次に消費者金融の金利と比較してみましょう。

金融機関名 三井住友銀行 プロミス アコム
金利 年4.0%~14.5% 年4.5%~17.8% 年3.0%~18.0%

消費者金融の金利と比較してみると、下限金利は差がないものの、上限金利には3%以上の差がでてきます。

この差を、30万円を上限金利で1ヶ月借りた場合の利息で計算してみると、三井住友銀行カードローンの利息は3,575円、プロミスは4,389円、アコムは4,438円となってその差は800円前後となりました。

1ヶ月で800円の差がつくということは、1年で考えると万単位の差になってきます。

このように、消費者金融と比較すると、三井住友銀行カードローンの上限金利は、やはり銀行ならではの金利設定といえるでしょう。

初回契約時は上限金利が適応される

三井住友銀行カードローンの金利には年4.0%から年14.5%とかなりの差があります。

もし下限金利の年4.0%で契約できれば利息をかなり減らすことができると考えてしまいますが、下限金利が適用される可能性があるのは審査で極度額が700万円超800万円以下になった人のみです。

初回契約時に極度額800万円で審査に通過できる人は少ないこと、また初回契約時はかなり極度額が低めに設定されることが多いので、ほとんどの人が最初は上限金利(年14.5%)に近い金利が適用されると考えておきましょう。

増額すれば金利の引き下げができる

それでは、金利を今後下げたいと考えた場合にはどうすればいいのかというと、極度額を増額するという方法があります。
極度額が上がると金利も下がるので、金利引き下げを考えるなら増額申請をしましょう。

増額には審査がある

ただし、極度額を増額するには再び審査があります。
極度額の増額審査は契約してすぐに申請しても審査に通らないため、少なくとも半年以上は継続利用しているという返済実績を積む必要があります。
また、その期間に返済を延滞していると増額審査には通りません。

三井住友銀行から増額案内がきたらチャンス!

三井住友銀行カードローンの極度額を増額するには、自分から増額申請をする以外に三井住友銀行から増額の案内がくることもあります。

三井住友銀行は優良顧客には限度額を増額してさらに利用してもらいたい意図があるため、延滞せずに継続して利用している優良顧客には、積極的に増額をすすめてきます。
ただし、増額案内がきても、必ず増額審査に通過できるわけではありません。
「こちらから申し込んだときよりはチャンスがあるかも」くらいに考えておいてください。

約定返済額と利息の関係

三井住友銀行カードローンの返済方式は残高スライド元利定額方式です。
毎月の借入残高によって最低返済額が決まります。
最低返済額は、毎月必ず返済しなければならない金額のことで、多くが約定返済額のことを言います。

しかし、約定返済額(最低返済額)だけを返済していてもなかなか完済できません。
なぜ約定返済額だけでは返済がすすまないのか、確認していきましょう。

約定返済額はほとんど利息負担

悩む万年係長のイメージ

三井住友銀行に限らず、カードローンの返済は約定返済額だけを返済していてもなかなか元金が減りません。
その理由は、約定返済額からはまず利息が支払われ、そのあとの残額だけが元金に充てられるからです。

例えば、初回契約時に100万円を1ヶ月借り入れた場合。初回契約時は上限金利が適用されることが多いため年利は14.5%で考えてみましょう。

三井住友銀行で借入残高が100万円の場合の最低返済額は15,000円になります。
この15,000円の返済額のうち利息分は約12,500円です。
これでは元金が2,500円しか減っていないことになります。

カードローンの返済は元金が減らなければ完済できません。

このように、ほとんど元金が減らない状態で返済を続けても、利息が雪だるま式に増え続けていくのです。

金利の引き下げで元金が減る

約定返済額で返済を続けているといつまでたっても元金が減らずに返済が長期化してしまいます。
では、元金を減らすためにはどうすればいいのかというと、まずは金利の引き下げを考える必要があります。

金利を引き下げるには、先にも紹介したように極度額を増額する方法があります。
極度額が増えると、適用金利が下がるからです。

極度額増額には審査がありますが、今まで一度も延滞せずにずっと継続利用をしている人であれば、審査に通る可能性は高いでしょう。

随時返済でも元金が減る

金利を引き下げる以外にも元金を減らせる方法があります。
それは随時返済をするという方法です。

約定返済ではまずは利息が支払われて、その残りだけが元金に充てられるという話は先にもしました。
しかし、約定返済だけでなく、追加で随時返済をすると随時返済分はすべて元金に充てられます。
そのため、少しでも早い完済を目指すなら、約定返済だけでなく積極的に随時返済をしていくことをおすすめします。

返済シミュレーションも利用してみよう

三井住友銀行カードローンの公式HPでは、返済シミュレーションを利用することができます。

毎月の返済額を調べる方法や、毎月の返済額から返済期間を調べる方法、約定返済額で返済した場合の返済期間や総額を調べることができます。

三井住友銀行カードローンを利用する前に、一度これらのシミュレーションを利用しておくと、自分が返済できるかどうかのおおよその目安にもなるでしょう。

三井住友銀行カードローンがおすすめな人とは?

数ある銀行カードローンの中で三井住友銀行カードローンの利用をおすすめできる人はどのような人か、順番に確認していきましょう。

三井住友銀行の口座を持っている人

インターネットのイメージ

三井住友銀行カードローンは、三井住友銀行の普通預金口座を持っている人であればネットバンキングでカードローンの手続きができるので、来店不要で申込みができます。
また、キャッシュカードにローン機能が付けられるので、わざわざローンカードを送ってもらう必要もありません。

また、三井住友銀行口座をカードローンの返済口座にした場合、口座の残高不足の時に自動融資機能を付けることもできます。
口座の残高不足で各種支払いができないというリスクを防ぐことができます。

ATM手数料を無料で利用したい人

三井住友銀行カードローンは、三井住友銀行ATMだけでなく、提携コンビニATMの手数料も無料で利用できます。

無料で利用できるのは、セブン銀行ATM、イーネットATM、ローソンATMです。
またローン専用カードの場合のみ、ゆうちょATMも無料で利用できるため、近くに三井住友銀行がないという人でも利用しやすくなっています。

ローン契約機で手続きしたい人

三井住友銀行は、銀行には珍しく消費者金融のようにローン契約機が存在します。
ローン契約機では人に会わずにカードローンの手続きや書類の提出、ローンカードの受取りなどが可能です。
特にキャッシュカードではなくローンカードを希望する人は、自宅に届かずに直接カードを受け取れるローン契約機が便利です。

仮審査通過後、その場でローン専用カードを受け取ることができます。

※ローンカードは正式な審査通過連絡後に利用できるようになるます。

申込みはWEBで行い、審査結果が出た後にローン契約機で手続きを行うという方法がおすすめです。

短期間で返済可能なら無利息期間のある大手消費者金融も検討

笑顔で「コチラ」と言っている先生

三井住友銀行カードローンは、消費者金融と比較すると低めの金利で借りられますが、無利息期間などはありません。

その点、大手消費者金融では初回契約時に無利息期間があるところが多く、早く完済できるなら銀行カードローンよりお得に借りられる可能性があります。

例えばプロミスでは初回契約時に限り30日間無利息で借りられます
ということは、30日以内に完済できるのであれば、利息がまったくかからないということになります。

例えば、20万円を30日で返済できる場合、三井住友銀行カードローンなら利息が2,383円かかりますが、プロミスなら利息0円です。

このように、短期間で返済できる目処がついている場合は、消費者金融の無利息期間の利用も検討してみましょう。

まとめ

三井住友銀行カードローンの利率は契約極度額によって変わります。

初回契約時は比較的上限に近い利率が適用されますが、安定して返済実績を作っていけば極度額を増額することができ、金利を引き下げられます。

金利を引き下げることができれば、利息負担も軽減できます。

また、三井住友銀行カードローンは、返済額の中に利息も含まれます。

約定返済額通りに返済し元金を早く減らすには、金利を引き下げるしかありません。

金利が引き下がらない内は、約定返済額よりも多めに臨時返済をして、計画的に利用するようにしましょう。

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