三井住友銀行カードローンの返済額には要注意

更新日:2019/08/29
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三井住友銀行カードローンは、月々の返済負担が少ない、残高スライド元利定額方式のカードローンです。
約定返済額(最低返済額)は2,000円からで、借入残高に応じて金額が変わっていくシステムになっています。
しかし、これはあくまでも最低返済額になりますので、余裕があるときに返済額を増やすことで、早めに返済を終わらせることも可能になります。

つまり、三井住友銀行カードローンを賢く使うためには、いくらの返済額で返済していくかを計画しておく必要があるのです。

三井住友銀行カードローンの返済額は計画性が大事

三井住友銀行の返済方式は「残高スライド元利定額方式」です。三井住友銀行カードローンを計画的に返済できる額を決める上では、この残高スライド元利定額方式について理解しておかなければいけません。

まずは残高スライド元利定額方式という返済方式について解説します。

残高スライド元利定額方式とは

三井住友銀行カードローンの返済方式である残高スライド元利定額方式は、以下のような特徴があります。

借入残高に応じて2,000円~70,000円の間で返済額が設定される
借入残高が高いときは返済額も多いが、残高が減るごとに返済額が減っていく
無理なく返済できる一方、返済期間が長期化するデメリットもある

まずは借入残高と返済額の対照表を確認しておきましょう。

三井住友銀行カードローンの借入残高別の返済額対照表
返済時の借入残高 最低返済金額
2,000円未満 借入残高と利息の合計額
※ただし2,000円が上限
2,000円以上 50万円以下 10万円以下:2,000円
※10万円増すごとに2,000円増加
※※50万円時10,000円
50万円超 300万円以下 60万円以下:11,000円
※10万円増すごとに1,000円増加
※※300万円時35,000円
300万円超 500万円以下 350万円以下:40,000円
※50万円増すごとに5,000円増加
※※500万円時55,000円
500万円超 800万円以下 600万円以下:60,000円
※100万円増すごとに5,000円増加
※※800万円時70,000円

このように、借入残高が低ければ返済額も低く、借入残高が増えるごとに返済額も増していきます。

返済を重ねて残高が減っていけば、返済額は少なくなり返済負担が減るというメリットがありますが、返済額が減った分返済が長期化するため、その点はデメリットともとることができます。

残高スライド元利定額方式のメリット

メリットのイメージ

残高スライド元利定額方式は、残高が多い時は返済額が多いため、やや負担を感じやすくなります。

しかし、残高に応じて返済額も減っていきますので、一貫して無理のない返済計画が立てやすいメリットがあります。

残高スライド元利定額方式のデメリット

デメリット、注意点のイメージ

残高スライド元利定額方式は、返済期間が長期化しやすくその結果利息の負担が増えやすいデメリットがあります。

残高スライド元利定額方式の返済金額には利息が含まれています。

よって、返済が長期化するとその分だけ利息を払っていることになるのです。

なお、利息は借入残高×金利÷365×借入日数で計算されます。

残高スライド元利定額方式で初回の借入時、上限金利が基本ですので例えば100万円借り入れたときの年利は14.5%となり、毎月の返済額は15,000円です。ところがこの内利息分が約12,500円となるので、借入残高の元金は2,500円しか減っていないことになります。

最低返済額を続けていると、無理のない返済を継続できるものの、半額以上が利息として取られることになり元金がなかなか減らないため、完済までが長期化しやすいのです。

残高スライド方式で計画的に返済するには

無理なく返済できるものの、結局返済が長期化しやすく利息も多く支払ってしまいがちな残高スライド元利定額方式。だからこそ、計画的な返済が重要となります。

残高スライド元利定額方式で計画的に返済する上で、覚えておきたいのが以下の2つのポイントです。

ひとことポイントのイメージ

余裕があるときは多めに返済するようにする
少ない返済額を維持しながら元金を減らすためには金利を下げる

 

これら2つのポイントについて解説します。

余裕があるときは多めに返済する

利息を多く払わないようにするには、完済を早めるのが最適な方法です。

余裕のあるときに多めに返済するなど、借入残高を早く減らせばその分だけ余分な利息を支払わずに済みます。

積極的に臨時返済を行い、早めに完済するように努めましょう。

金利を下げる方法

返済を短くする以外にも、金利を下げると当然利息は下がります。

金利を引き下げるには、契約極度額の増額を依頼する方法があります。

借入限度額の増額を申請するには、安定した返済実績を積み上げるのが第一歩ですので、まずは毎月の約定返済額を遅延なく支払い続け、返済実績を作りましょう。

増額依頼で金利を下げる方法

増額の概要と条件、方法について具体的に紹介します。

増額とは

増額(増枠)とは、カードローンの契約極度額を増やしてもらうことを指します。

カードローンなどの金利は、契約極度額に応じて利率が決まります。よって、契約極度額が上がれば上がるほど金利が下がるため、契約極度額が上がればおのずと利息負担が軽くなるのです

借入限度額と金利の対照表
契約限度額 金利(実質年率)
100万円以下 年12.0%~年14.5%
100万円超 200万円以下 年10.0%~年12.0%
200万円超 300万円以下 年8.0%~年10.0%
300万円超 400万円以下 年7.0%~年8.0%
400万円超 500万円以下 年6.0%~年7.0%
500万円超 600万円以下 年5.0%~年6.0%
600万円超 700万円以下 年4.5%~年5.0%
700万円超 800万円以下 年4.0%~年4.5%

契約極度額を増やせば、月々の返済額は維持しつつも利息負担が少なくなるため、返済額の占める元金のウェイトが増え、完済までのスピードをより速くできます。

増枠の条件

利息負担を下げるために契約極度額を増やすには、安定した返済実績を積んでいくことが条件となります。

カードローンの極度額が増えるのは、増額審査に通ってからです。

増額審査に通るのは、当然信用がなければできませんので、信用を得るために返済実績を積んでいくのが先決となります。

堅実に返済実績を積んでいくには、以下の2つを必ず実行しましょう。

半年間は延滞することなく返済を続ける
限度額が上がっても無理して借りない事

安定した返済実績の第一条件が、返済遅延がないことです。最低でも半年間は延滞しないように毎月の返済を確実に行いましょう。

増額しても無理して借りなくて大丈夫

笑顔の先生

契約極度額が増えても無理してカードローンの借入額を増やす必要はありません。

例え借入額がそのままでも、契約極度額が上がるだけで金利は自動的に下がります。

例えば、限度額が200万になり金利が年12.0%になれば、借入残高50万でも金利は年12.0%が適用されます。

必要がないのに無理に借入額を増やしてしまうと、その分だけ返済額が増えてより多くの利息を払う…という悪循環となりますので、「借入はしなくても枠が増えれば金利は下がる」と覚えておきましょう。

増額の方法

三井住友銀行カードローンで増額を依頼するには、以下2つの方法があります。

三井住友銀行 カードローンプラザ(0120-923-923)に電話
ローン契約機

いずれも増額審査を行い、審査が通れば契約極度額の増額が可能です。

返済額を増やして積極的に臨時返済

月々の返済額を増やすとその分だけ早く完済できますので、トータルの金利負担を減らすことができます。

借入金額が100万円の場合の返済金額別の利息負担を見てみましょう。

ケース1:最低返済額で100万円を返済

この場合、返済に27年7ヶ月かかり利息負担は164万1470円になります。

※1日から借入、返済日を15日に設定した場合

ケース2:月50,000円ずつ100万円を返済

この場合24ヶ月で完済、利息負担は15万1,583円になります。

同じ100万円の返済でも、返済額によって約150万円の利息負担の差が出るのです。

返済額を増やすのと同時に、余裕がある時には臨時返済を行うのがおすすめです。

返済方法は口座振替、臨時返済にはATM利用がおすすめ

三井住友銀行カードローンの返済方法は、以下の3つの方法があります。

ATM
振込
口座振替

月々の返済方法としては、返済忘れを防ぐために口座振替にするのがおすすめです。

着実に返済実績を積む上でも、口座振替に設定して返済忘れがないようにしましょう。

臨時返済の方法としては、ATMがおすすめです。

三井住友銀行のATMはもちろん、ローソンやE-netなどの提携コンビニATMからの返済もできますので、銀行ATMまで足を運ばなくても、余裕のある時にコンビニからも返済ができる利便性もあります。

また、三井住友銀行のATMおよび提携コンビニATMを利用すると、手数料無料での返済ができるメリットもあります。

常に返済残高を確認しておこう

返済計画を前倒しにするには、常に自分の返済状況を確認しておくのも重要です。

カードローンの残高照会は以下の方法でできます。

三井住友銀行の公式サイトから確認
三井住友銀行 カードローンプラザ(0120-923-923)に電話
三井住友銀行の専用ATMで確認

返済計画や月々の返済額を見直す前に、返済残高が分からなくなっても、以上の方法を知っておけばいつでも自分の返済状況の見直しができます。

返済日は給料日後に設定しよう

三井住友銀行カードローンの返済日は5日、15日、25日、末日の4つの中から選べます。

この中では、給料日後に返済日を設定するのがおすすめです。例えば、毎月25日給料日なら末日に設定します。

給料日後なら支払いが間に合わないということもありませんし、余裕があれば多めの返済額での返済も可能です。

余分な利息を支払って返済が長期化しないよう、なるべく多めの返済額が設定できるようにしましょう。

返済額の見直しや臨時返済前に確認するならシミュレーションがおすすめ

インターネットのイメージ

残高スライド元利定額方式での返済額を決める上で、活用したいのが返済シミュレーションです。

三井住友銀行の公式サイトで、三井住友銀行カードローンを利用した際の毎月返済額、返済期間、最低返済額で返済した場合の期間と総額のそれぞれのシミュレーションが可能です。

ぜひ活用してみましょう。

まとめ

三井住友銀行カードローンを賢く利用するためには、計画性のある返済額を設定しなければなりません。

最低返済額で返していけばいいと考えていると、借りた金額の倍にも及ぶ利息を負担しなければいけなくなることも多いです。

臨時返済を積極的に活用し、本当の意味で無理のない返済をしていきましょう。

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