カードローン審査で重要な「属性」とは

更新日:2020/03/18
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カードローンの審査で重視される項目は、最初に信用情報、次に属性情報だといわれています。

信用情報とは、現在の借入状況や返済状況、金融事故などのことです。
金融機関は、個人信用情報機関の信用情報照会から申込者の情報を入手して審査をしています。

次に大事な属性情報は申し込み書や申し込みフォームに記載する個人情報のことです。


具体的な属性情報の詳細は次で解説していきます。

属性情報とは

カードローンの申込みをする時、金融機関に申告する基本的な個人情報は以下5つ。
あなたの社会的地位や返済能力があるかどうかを審査の担当者に客観的に判断してもらうために申告をします。

  1. 氏名
  2. 年齢
  3. 住所
  4. 職業
  5. 年収

上記の基本的な個人情報を”属性”と呼ぶことがあります。

この”属性”ですが、カードローン審査では更に細かく見られます。
見られる属性情報は、次の12項目。

  1. 年齢
  2. 職業
  3. 雇用形態
  4. 勤務先
  5. 勤続年数
  6. 年収
  7. 収入形態
  8. 居住年数
  9. 居住形態
  10. 住宅ローンや家賃の負担額
  11. 家族構成
  12. 固定電話の有無

属性の採点結果は信用情報と並んで「融資の可否」や「利用限度額」「適用金利」などの審査結果に反映される大切な審査基準のひとつです。

【審査で見られる】12項目の属性情報

属性情報はどのように評価されて、点数化されるのでしょうか?
個別に詳しく解説します。

年齢

年齢は審査基準の重要項目です。

審査に有利とされる年齢は、だいたい20代後半~50代前半まで。
いわゆる働き盛りの年代です。

特に、20代後半~30代の若者は、以下の2つの点で審査に有利とされています。

  • これから収入の伸びが期待できる
  • 仮に離職をしても新しい転職先がすぐに見つかりやすいこと

反対に50代後半を過ぎると、病気のリスクの上昇や定年退職による収入低下が影響して、審査には不利となります。

職業、雇用形態、勤務先

職業、雇用形態、勤務先などの仕事関係の属性も、審査結果に大きく影響します。

例えば、職業は、継続した安定収入が見込める会社員の方が収入が不安定な個人事業者よりも高く評価されます。

雇用形態でいえば、働き方が多様化した現代においても、金融機関には旧態依然として安定性ある正社員が評価されます。
アルバイトやパート、派遣社員、契約社員なども審査通過は十分に望めますが、10万円~50万円程度の少額契約になるケースが多いです。

さらに、民間企業のサラリーマンよりも、安定している公務員の方が評価は上がります。
公務員のなかでも、地方公務員より国家公務員のほうが審査は優しいです。

勤続年数

勤務年数は、長ければ長いほど安定性が高いとみられます。

目安としては、3年以上の勤務実績が理想的です。

勤続1年未満では、例え大手企業の正社員であっても評価は下がってしまいます。

年収

カードローン審査では年収の高さはあまり求められません。
大切なのは年収の多さよりも、借入希望額と年収の妥当性です。

年収が限られている方は、希望額を調整して審査通過率を高めましょう。

ただし、消費者金融や信販会社などの貸金業法カードローンでお金を借りる場合は、年収の3分の1以下を超える借り入れはできません。
これは、貸金業者カードローンには貸金業法の総量規制が適用されるためです。

総量規制のイメージ

収入形態

収入形態が歩合制の人よりも、固定給の人の方が審査には有利です。

以下の職種や職業の方はご注意ください。

  • 不動産関係
  • 保険関係
  • 美容関係
  • タクシーの運転手
  • 水商売

居住形態、居住年数

金融機関は借入期間内の債務者の転居を好みません。
これは、夜逃げによる踏み倒しのリスクを抑えたいからです。

そのため、賃貸にお住まいの方や、転居が多くてひとつの賃貸での居住年数が短い方などは、審査に不利となります。

反対に、一戸建てや分譲マンションなどで持ち家のある方は、住所が安定するため審査に有利です。

ただし、居住年数に関しては、長いからといって審査に有利になることはありません。

住宅ローンや家賃の負担額

住宅ローンや家賃の負担額は、少ない方がカードローン審査に有利に働きます。

住宅にかけるお金は、収入の30%までに抑えるべきというのが通説です。
もし負担額が年収の30%を超えている場合は、審査に不利になるでしょう。

家族構成

独身の場合は、一人暮らしよりも実家暮らしのほうが生活費に余裕があると判断されて有利です。

既婚の場合は、配偶者が専業主婦(主夫)であるよりも、共働き夫婦のほうが返済資源が確保しやすいと判断されます。

お子さんがいる場合には、お子さんの年代によっては教育費の関係で審査に不利になる場合があります。

固定電話の有無

固定電話のイメージ

総務省の発表によると、固定電話の契約数は年々減少しており、2017年度末時点では5,500万を切っているといいます。
このような現代においては、固定電話の有無は審査に特に影響しません。

代わりに日中連絡のつく携帯電話番号を申告すれば大丈夫です。

「属性」以外の審査ポイント

カードローン審査では、属性以外に「信用照会」と「職場への在籍確認」がおこなわれます。

ブラックの方は信用照会に注意!

審査時の信用情報照会

属性情報以外のカードローンの審査ポイントで、1番大事なことは信用情報です。

金融機関は、申込者の信用情報を得るために信用情報機関に信用照会をします。

信用照会で確認するのは、申込者本人のクレジットカードやカードローンなどにおける以下の項目です。

  • 他社借入状況
  • 支払い、返済状況
  • 滞納情報
  • 事故情報など

そのため、他社借入件数および他社借入額が多かったり、6か月以上の長期延滞や債務整理などの金融事故を起こしていたりすると、審査に通過できなくなります。

ウソの勤務先は在籍確認でバレる!

在籍確認はスタッフ個人名でなされる

属性チェックと信用照会が終わったら、最後に職場の在籍確認がおこなわれます。

在籍確認とは、申込者の勤務実態を確かめるための手続きです。

通常の在籍確認は金融機関から申込者の勤務先へ直接電話することで行われます。
ただし、カードローン会社によっては、給与明細書や社会保険証などの書類確認で勤務先への電話を回避できることもありますよ。

在籍確認について知りたい場合は、すぐ下にある関連記事「在籍確認はプライバシーに配慮!知っておきたい在籍確認のアレコレ」を見てみてください。

電話で在籍確認をおこなう場合、金融機関もしくはその保証会社の担当者は、申込者のプライバシーに配慮して、個人名で用件を伏せて電話をします。
申込者の在不在に関わらず、申込者が在籍している事実がわかれば、在籍確認は終了です。

在籍確認は必ずおこなわれるため、嘘の勤務先は絶対に書かないようにしましょう。

まとめ

属性情報は、信用情報の次に重視されるカードローンの審査材料です。
カードローンの審査対策を練るのなら、信用情報をきれいにしておくのはもちろんのこと、自分の属性についてもきちんと振り返っておきましょう!

属性チェックで特に見られるのは、「雇用と収入の安定性」と「年収と希望額との妥当性」です。

属性に自信がないな…、という方は、借入希望額を下げて審査通過をめざしましょう。

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