100万円借りる場合の金利計算を返済期間別にシミュレーションしました

更新日:2020/08/12
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急にまとまったお金が必要になった!

思いがけないトラブルなどで、そんな思いをしたことがある人も多いと思います。

例えば自宅の家電。購入時期が近いと、1つ壊れると次々に壊れてしまって一気に買い替えなんてことも実際にありえます。

マネドリ編集部の1人も、1本の虫歯治療がきっかけで、2つの親知らずの抜歯とその他ほったらかしにしていた歯の治療や保険適用外の治療が重なり、泣きそうな顔をしていたことがあります…。

ビビる若手社員

まとまったお金がを急ぎで用意しなければならない、けれどそんな貯金がない…。
そんなときにはスピード融資のカードローンが便利!でも計画的に利用しないと状況を悪化させてしまうだけです。

そこで、今回の記事では、カードローンで100万円を借入れたときの金利や返済期間をシミュレートして、適切な利用方法をお届けします。

銀行と消費者金融が提供する100万円借りれるカードローン

カードローンは消費者金融が提供しているプロミスやアコムなどが有名ですよね。

しかし、三菱UFJ銀行やみずほ銀行などの都市銀行も、個人向けの無担保融資としてカードローンを提供していることをご存知でしょうか?

 

消費者金融と銀行。同じカードローンで何が違うのと聞かれれば、答えは金利です。

カードローンの金利は借入によって違ってくるもの。消費者金融から借りるのと銀行から借りるのとでは、毎月の返済にかかる金利も返済期間も変わってきます。

まずは銀行のカードローンについて詳しく見ていきましょう。

 

[1]銀行カードローン

カードローンには大きく分けて「銀行カードローン」と「消費者金融カードローン」の2種類があります。
そのうち、都市銀行や地方銀行、ネット銀行などが提供しているのが銀行カードローンです。

銀行カードローンのメリット

銀行カードローンの特長は、消費者金融に比べて金利が高くなく、利息負担が軽減しやすいことです。
急な借り入れでも、少ない利息で借りられれば助かりますよね。

さらに、預金事業により財源が豊富な銀行カードローンでは、最大800万円~1,000万円までの融資額を設けています。
そのため、申込者の返済能力が評価されれば、100万円の利用限度額にも対応してもらえます。

銀行カードローンのデメリット

一方で、デメリットなのは審査基準です。
利息収入が少ない銀行カードローンでは、貸付リスクを考慮して、消費者金融よりも審査基準が厳しいです。
年収や職業、信用情報の内容によっては、50万円程度しか融資してもらえない場合もあります。

くわえて、即日融資に対応していないこともデメリットのひとつです。
2018年以降、銀行カードローンでは審査で必ず警察庁の反社データベースを照合しなければならなくなったため、審査の作業が煩雑化し、即日融資に対応できなくなりました。

銀行によっては借入まで2~3週間かかるという場合もあります。
急ぎで利用したい人は要注意です。

メリット・デメリット

メリット デメリット
  • 消費者金融より利息負担が軽い
  • 高額融資にも対応できる
  • 審査基準が厳しい
  • 即日融資ができない

 

[2]消費者金融カードローン

消費者金融カードローンは、アコムやプロミスのように貸金業を専業とする貸金業者が提供しています。

消費者金融カードローンのメリット

銀行と違って、消費者金融はスピード審査が売りで、即日融資にも対応しています。
大手であれば最短60分融資も可能なので、とにかく早く借りたい場合に最適です。

消費者金融カードローンのデメリット

審査が早い代わりに、消費者金融の金利設定は銀行よりも高めです。

また、総量規制の対象なので、年収の3分の1を超える借り入れはできません。
そのため、100万円借りるためには、最低限300万円以上の本人年収が必要です。
他社に借入がある方は、他社借入総額と新たな借入分を含めて年収の3分の1以下しか借りられないため、さらに条件が厳しくなります。

メリット・デメリット

メリット デメリット
  • 審査が早い
  • 即日融資も可能
  • 金利が高い
  • 総量規制対象

銀行カードローン、消費者金融カードローン。それぞれの良いところと悪いところが少しわかってきたのではないでしょうか。

では、さっそく本題の100万円を借りたときのシミュレーションを見ていきましょう。

100万円は金利何%で借りられる?

まずは支払う利息をシミュレーション。

100万円を借りた場合の支払利息は、金利によって大きく変わります。
銀行カードローンと消費者金融カードローンとで金利は何%違うのか、利用限度額100万円で契約する場合の金利を表にまとめてみました。

銀行カードローン 金利
三菱UFJ銀行カードローン バンクイック 年10.6%~年13.6%
オリックス銀行カードローン 年6.0%~年14.8%
auじぶん銀行カードローン じぶんローン 通常金利:年13.0%~年17.5%
誰でもコース:12.9%~17.4%
借り換えコース:12.5%
※誰でもコースと借り換えコースはauユーザー限定。
※借り換えコースは限度額が100万円から。
楽天銀行スーパーローン 年9.6%~年14.5%
みずほ銀行カードローン 年12.0%
横浜銀行カードローン 年14.6%
消費者金融カードローン 金利
プロミス 年15.0%
アコム 年7.7%~年15.0%
レイクアルサ 年12.0%~年15.0%
SMBCモビット 年15.0%

※金利に幅のあるカードローンでは、それぞれの上限金利が適用される場合が多いです。

利用限度額100万円で契約する場合、消費者金融カードローンの金利相場は年15.0%です。

対して銀行カードローンでは、auじぶん銀行カードローンを除いて金利相場は年13.3%ほどです。

消費者金融よりも銀行で借りたほうが金利相場が年2.0%ほど低いことがわかりますね。

年2.0%と聞くと、銀行と消費者金融の金利差は大きくないと思う方もいるかも知れません。
でも、100万円という比較的まとまった金額を借りると、支払利息にかなり差が出るんですよ。

次に、返済期間ごとに支払利息にどれくらいの差が出るのかを紹介します。

それを見れば、2.0%の違いが、如何に大きな違いなのか驚くほどよくわかるはずです!

 

豆知識:消費者金融と利息制限法

指をさしてポイントを教える先生消費者金融で100万円以上借りる場合、どこの業者を利用しても金利は年15.0%以下になります。
これは、貸金業者法の「利息制限法」という法律で貸金業者が設定できる金利に上限が設けられているからです。

もし、消費者金融で100万円以上借りたのに、年15.0%を超える金利を設定されてしまったら、その業者は闇金融かも知れません。
悪徳業者に騙されないように、消費者金融を利用する方はこのことを覚えておいてくださいね!

30日、1年、5年で完済するときの利息額

笑顔で「コチラ」と言っている先生

利用限度額100万円で契約する場合、消費者金融よりも銀行のほうが平均して年2.0%ほど低い金利で借りられます。

この金利差は、具体的にいくらぐらい利息に影響するのでしょうか?

試しに100万円を1年間で完済するものとして、各社の利息額を計算してみましょう。

利息の計算方法

プロミス365日返済の金額

画像はプロミスの返済シミュレーション

利息計算にはプロミス公式サイトの「返済シミュレーション」を活用します。

返済シミュレーションとは、借入額、返済予定期間、貸付利率(ようするに金利)などを入力するだけで、完済までの毎回の返済額が算出できるとっても便利なサービスです。

カレンダーやうるう年は考慮されないので、1円単位で正確な利息額が算出できるわけではありませんが、返済計画に役立てる分には十分使えるサービスです。

大手カードローンであればプロミス以外にも公式サイトに返済シミュレーションが用意されていますが、プロミスの返済シミュレーションが一番精度が高いです。
ぜひご活用ください。

30日で完済する時の利息総額

100万円を1年間で完済する場合の各カードローンの利息総額はいくらになるのか、返済シミュレーションを使った計算結果は次のとおりです。

銀行カードローン 利息総額
※30日で完済する場合
三菱UFJ銀行カードローン バンクイック 1万1,178円
※年13.6%
オリックス銀行カードローン 1万2,164円
※年14.8%
auじぶん銀行カードローン じぶんローン 1万4,383円
※年17.5%(通常金利)
楽天銀行スーパーローン 1万1,917円
※年14.5%
みずほ銀行カードローン 9,863円
※年12.0%
横浜銀行カードローン 12,000円
※年14.6%
消費者金融カードローン 利息総額
※30日で完済する場合
プロミス 0円
※初めてでメールアドレスとWeb明細を登録する場合
※年15.0%
アコム 0円
※初めての場合
※年15.0%
レイクアルサ 0円
※初めての場合
※年15.0%
SMBCモビット 1万2,328円
※年15.0%

※公式サイトに返済シミュレーションがないカードローンは「BIGLOBEの利息計算」を代用して算出しています。
※利息額はあくまで参考値です。

消費者金融のプロミス、アコム、レイクアルサの利息総額が0円で驚いた方も多いでしょう。

実は、消費者金融のカードローンの中には、初回申込の人に限り、30日間の無利息期間が用意されたカードローンがあるのです。

大手消費者金融のうち、初回無利息サービスが用意されているプロミス、アコム、レイクアルサの3社なら、利息0円で完済できます。
30日以内に完済できる場合は、これらのように無利息サービスのあるカードローンを活用して利息負担を減らしましょう。

プロミスの無利息期間は初回利用翌日からスタート

3社の無利息期間ですが、プロミスだけ違いがあります。

それは、無利息期間の開始日が「借入日or契約日」のどちらが起点であるかという点。

実はプロミスの無利息期間は、初回借入日の翌日から無利息期間がスタートするので、契約後しばらく経ってからのキャッシングでも無利息期間の30日間をフル活用することができます。

商品名  無利息期間の開始日
SMBCコンシューマーファイナンス プロミス 初回借入日の翌日
三菱UFJ銀行フィナンシャル・グループ アコム 初回契約日の翌日
レイクアルサ 初回契約日の翌日

 

一方、アコム・レイクアルサは、契約日の翌日から無利息期間が開始日となっているので、契約後は少しでも早くお金の借入しなければ、1日ごとに無利息期間が減っていってしまうことになります。

ですから、無利息期間を1日でも無駄にしない借入をするのであればプロミスの利用を検討されてはいかがでしょうか。

1年で完済する時の利息総額

100万円を1年間で完済する場合の各カードローンの利息総額はいくらになるのか、返済シミュレーションを使った計算結果は次のとおりです。

銀行カードローン 利息総額
※1年で完済する場合
三菱UFJ銀行カードローン バンクイック 7万5,184 円
※年13.6%
オリックス銀行カードローン 8万1,962 円
※年14.8%
auじぶん銀行カードローン じぶんローン 9万7,301円
※年17.5%(通常金利)
楽天銀行スーパーローン 8万265円
※年14.5%
みずほ銀行カードローン 6万6,180円
※年12.0%
横浜銀行カードローン 8万829 円
※年14.6%
消費者金融カードローン 利息総額
※1年で完済する場合
プロミス 8万3,094円
※年15.0%
アコム 8万3,094円
※年15.0%
レイクアルサ 8万3,094円
※年15.0%
SMBCモビット 8万3,094円
※年15.0%

※公式サイトに返済シミュレーションがないカードローンは「みずほ銀行カードローンの返済シミュレーション」を代用して算出しています。
※利息額はあくまで参考値です。

最も低金利な横浜銀行と大手消費者金融各社との利息の差は、1年間で1万8,038円となりました。
借入先によって約1万円8,000円も利息額が違ってくるというのは大きいですよね。

返済期間が1年以上になる場合は、借入期間が長引く分、利息額にもさらに差が出てきます。

借り入れが長期におよぶ場合は、繰り上げ返済※を活用して早期完済に努めることが大切です。
※繰り上げ返済…リボ払いとは別に、債務者が任意でおこなう追加返済のこと

5年で完済する時の利息総額

次に、100万円を5年で完済する時の利息総額を計算してみました。

銀行カードローン 利息総額
※1年で完済する場合
三菱UFJ銀行カードローン バンクイック 38万3,649 円
※年13.6%
オリックス銀行カードローン 42万1,064円
※年14.8%
auじぶん銀行カードローン じぶんローン 50万7,292 円
※年17.5%(通常金利)
楽天銀行スーパーローン 41万1,663円
※年14.5%
みずほ銀行カードローン 33万4,635円
※年12.0%
横浜銀行カードローン 41万4,797円
※年14.6%
消費者金融カードローン 利息総額
※1年で完済する場合
プロミス 42万7,378円
※年15.0%
アコム 42万7,378円
※年15.0%
レイクアルサ 42万7,378円
※年15.0%
SMBCモビット 42万7,378円
※年15.0%

借入期間が5年にもなれば、さすがに低金利の横浜銀行カードローンでも利息総訴額は32万8,580円とかなり高額になります。
大手消費者金融を利用する場合は、利息負担がさらに約10万円多くなる計算です。

高額融資を長期間借りたい場合には、カードローンではなく目的別ローンなどの活用を心がけて、利息負担を抑えたいところです。

銀行カードローンの審査ポイント

100万円も借りるなら、利息負担がより軽い銀行カードローンを利用するのがおすすめです。

しかし、銀行カードローンは消費者金融に比べると審査が厳しい一面があります。

どんな人が審査に通過できないのか、確認していきます。

借入件数が多い人は審査通過が厳しい

悩む万年係長のイメージ

銀行では、返済能力と信用度の高い人を顧客として獲得したいと考えています。
そのため、他社に借金があると審査通過は厳しくなります。

特に、他社借入件数が多い人は審査に不利なので要注意です。

例えば、他社の借入残高が60万円あったとして、1社から60万円借りている人と3社から20万円ずつ借りている人とでは、前者のほうが信用度は高いとみなされます。
というのも、複数社で少額ずつ契約している人よりも、1社で高額契約ができている人のほうが、他社から返済能力を高く評価されているからです。

そのため、借入件数が3社4社と増えていくほど、銀行カードローンの審査通過率は低くなってしまいます。

借入件数が多い方は、まずはおまとめローンで借入件数を減らすことから始めましょう。

100万円の契約には高い年収が求められる

悩む学生アルバイト

「銀行カードローンは総量規制の対象外なので年収の3分の1以上でも借りられるのでは?」
そう考える人もいるかもしれません。
しかし、銀行は確実に返済できる金額しか貸してくれません。

特に2017年以降、銀行の過剰貸付が問題となったことでメガバンクを中心に自主規制の動きが始まり、銀行であっても総量規制に順ずるところが増えました。

銀行カードローンで100万円以上借りるためには、少なくとも300万円以上の年収が求められるものと考えておきましょう。

信用情報に事故情報があると通らない

審査時の信用情報照会

信用情報は、クレジットカードやカードローンなどの契約内容や返済履歴が記録された個人情報です。

信用情報の内容は、銀行に限らずどの金融機関でも重要な審査項目となります。
ここに滞納や債務整理、強制解約などの記録があると、審査通過はまず厳しいです。

事故情報は信用情報に5年から10年残ります。
この期間の事故情報に心当たりのある方は、申し込み前に一度自分の信用情報を開示しておきましょう。

利息負担が軽めな銀行カードローン2選

三菱UFJ銀行カードローン「バンクイック」

バンクイック券面

金利 年1.8%~年14.6%
融資額 500万円
特徴 ・銀行カードローントップクラスの審査スピード
・提携ATM手数料無料

メガバンク最大手の三菱UFJ銀行が展開するバンクイックは、抜群の人気と知名度を誇るカードローンです。

銀行カードローンでのスピード融資が難しくなった今日でも、バンクイックなら条件によっては最短翌日で審査結果を出してくれます。
そのため、「とにかく早く借りたい!」という人にもおすすめです。

また、借入も返済もコンビニATM手数料が無料のため、利便性も高いです。

ただし、三菱UFJ銀行の口座開設をしていないと振込融資や口座振替、ネットバンキングなどが利用できないため注意が必要です。

楽天銀行スーパーローン

金利 年1.9%~年14.5%
融資額 800万円
特徴

・楽天ポイントが貯まる
・楽天会員ランクによって審査優遇あり

楽天カードでお馴染みの楽天銀行が展開する「楽天銀行スーパーローン」は、口座開設なしで利用できる銀行カードローンです。

お得な利用ポイントは、不定期に開催されている新規会員限定サービスの「金利半額キャンペーン」です。
キャンペーン期間中に申し込めば、通常金利のなんと半分の金利で借りることができます。

さらに、楽天会員の方であれば、会員ランクに応じた優遇審査が受けられます。
カードローンを利用すれば楽天ポイントも付与されるので、楽天会員には特におすすめです。

まとめ

100万円借りた時の金利は、消費者金融よりも銀行カードローンの方が少ない利息で借りることができます。

しかし、その分審査が厳しくなっていて、さらに即日融資ができません。

100万円を低めの金利で借りたいけれど、急ぎではないという人には銀行カードローンをおすすめします。

即日で融資にこだわるなら、金利は高いですが消費者金融の利用がおすすめです。

ただし、100万円も借りると支払利息も高額になるため、早めの完済をおすすめします。

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