J.Score(ジェイスコア)の即日融資は申込み時間に注意!
みずほ銀行とソフトバンクが共同で出資して設立したJ.Score(ジェイスコア)は、フィンテック(金融テクノロジー)を活用することで、消費者金融ならではの審査スピード、銀行系カードローンをしのぐ低金利を両立しています。
この記事では、J.Score(ジェイスコア)の大きな特徴である「AIスコア・レンディング(AI審査)」を軸に置きながら、即日融資を受けるための条件や「申込者の可能性」をも評価に入れる審査方法を解説。
またローン商品としてみた時のほかの類似商品との相違や、メリット・デメリットなどについて具体的に説明します。
J.Score(ジェイスコア)で即日振込融資を受けるための条件&時間帯
J.Score(ジェイスコア)で提供している融資商品「AIスコア・レンディング」は、ローンカードを発行せず銀行振込のみで融資を行っているため、従来のカードローンと若干異なります。
ですが、資金使途はカードローンと同じく基本的に自由となっており、また無担保で融資を受けることができることから、カードローンに類似するともいえます。
※「事業性資金」「投資性資金」には利用できません。
J.Scoreはアコムやプロミスといった消費者金融と同じく、審査から契約、融資(指定口座への振込)までの所要時間が短く、即日融資を受けることが可能です。
ただし、いつでもだれでも即日融資を受けることはできません。
即日融資を受けるためには「審査に通過すること」と「所定の時間内であること」の2つの条件を満たす必要があります。
即時振込可能時間 | |
---|---|
平日 | 8:00~22:55 |
土曜 | 8:00~21:40 |
日曜 | 9:00~16:40 |
祝日 | 翌日扱い |
J.Score(ジェイスコア)が即日融資に対応しているのは即時振込が可能な時間内ということになり、それ以降は最短翌日以降の融資となります。
J.Score(ジェイスコア)の「AIスコア・レンディング」は銀行カードローン並みの金利
J.Score(ジェイスコア)の融資サービスは「AIスコア・レンディング」と呼ばれます。
審査に当たってはその大部分をAIとビッグデータが担当することが話題を呼んでいます。
まずはAI審査によるメリットを確認すると、以下のようなポイントが挙げることができます。
AI審査によるメリット
- 審査スピードが速い
- 将来性も考慮し、結果を可視化
- 人的コスト軽減による低金利融資
お金を借りる場合には、なによりも「(総支払)利息」の金額が重要になります。
一般に銀行系カードローンが消費者金融系カードローンと比較して推奨されるのは、確かに審査は厳しいものの、審査に受かればそれだけ低金利で融資を受けられるからです。
消費者金融=高金利という図式があるのです。
J.Score(ジェイスコア)に加え、消費者金融カードローンの代表としてプロミス、銀行カードローンからはみずほ銀行の上限金利(最高金利)を比較してみたところ、以下のようになります。
プロミスカードローン:年17.8%
みずほ銀行カードローン:年14.0%
プロミスのような大手消費者金融だけでなく、ほとんどのカードローンで上限金利は年18.0%前後とほぼ横並び。
一方、銀行系カードローンの上限金利は年14.5%~15.0%に設定されていることが多く、みずほ銀行の金利は低い部類に入ります。
J.Score(ジェイスコア)の上限金利は銀行カードローンなみに低い年15.0%と消費者金融の中では低金利です。
一般にカードローンの場合は上限金利のほうが重要で、特に消費者金融をはじめて利用する際は、上限金利付近から個別に金利が決定されます。
なお、J.Score(ジェイスコア)で下限金利年0.8%の適用を受けるには、「AIスコア」が満点近くとることに加え、「みずほ銀行口座」「ソフトバンクまたはワイモバイル」「Yahoo! Japanとの連携」が必要です。
※みずほ銀行、ソフトバンクまたはワイモバイル、Yahoo!JAPANと情報連携すると、それぞれ年0.1%金利が下がり合計で年0.3%は金利軽減
J.Score(ジェイスコア)が採用しているフィンテック(AI技術)のメリットは金融機関側だけではなく、サービス利用者にとっても大きいということです。
J.Score(ジェイスコア)は申込者の可能性も診断する!J.Score(ジェイスコア)
J.Score(ジェイスコア)で融資を受けるため手続きの流れは以下の通りです。

②仮審査の申し込み&仮審査

③本人確認書類&収入証明書類の提出

④本審査&契約手続き

⑤借入申込&振込融資
※①と②は同時申込も可能です。
このうち聞きなれないのは「AIスコア診断」だと思いますが、各手続きについて順を追ってご説明します。
①AIスコア診断
AIスコア診断は、J.Score(ジェイスコア)の審査において重要な部分を担当します。
診断にあたっては年齢や収入形態、居住形態などほかの金融機関でも聞かれる項目もありますが、AIスコア診断んでは「J.Score(ジェイスコア)独自の質問」もあります。
たとえば心理テストのような「性格診断」や、お金についての考え方、現在の保有資格などがあり、
ここでの回答内容をもとにAIがビッグデータと照らし合わせながら、「AIスコア」を算出します。
スコアの詳細な計算根拠は公開されていないものの、申込者の信用力を1,000点満点で数値化してくれます。
1,000点に近いほど、J.Score(ジェイスコア)にとって現在または将来において融資をしやすい要素を持った人だということになり、よりよい条件(利用限度額や利率に影響)が提示されます。
他方で600点を下回ると融資申込をすることすらできません。
※②の仮審査と同時申し込みの場合は除く。
スコアはより多くの質問に回答するほど上がる可能性がありますが、すべての質問に答えると20~30分程度の時間が必要。
時間を見つけてすべて回答することをおすすめします。
②仮審査の申し込み&仮審査
スコアが600点以上であると評価されるか、①のAIスコア診断と同時に申し込んだ場合には仮審査を受けられます。
この仮審査のポイントはいくつかありますが、重要なポイントは「継続安定した収入の根拠となる収入・就労形態」「過去の金融取引の履歴(個人信用情報機関に照会)」「他社借入(総量規制)・他社申し込み状況」と「在籍確認」です。
個人信用情報機関とは、個人の過去の金融取引の様々な履歴を全国の金融機関の間で共有するための機関であって、他社借入状況や過去の金融事故の有無なども記録されています。
また「他社にローンを申し込んだ」という情報も記録されるため、複数社に同時に申し込んでいる場合にはその点も加味されて審査が厳しくなります。
※「他社借入や借入総額」などで虚偽申告をしているとこの時点で発覚します。
また「在籍確認」とは、勤務先の会社に「○○様はいらっしゃいますか」というような電話がかかってきて、本当に申込者が在籍しているのかどうかという確認が行われます。
したがって、自分が在籍していることが伝わっている部署の電話番号を申告しましょう。
注意点が1つ。
AIスコア診断は信用情報に記録が残りません。
ところが仮審査の段階まで進んで審査落ちしてしまうと、その情報は個人信用情報機関に記録されることになります。
もし審査落ちした情報が記録されてしまうと、少なくとも半年間は他社の(カード)ローンやクレジットカードの審査には極めて通りづらくなりますから、注意が必要です。
③本人確認書類&収入証明書類の提出
仮審査に通過すると、本人確認書類と収入証明書類の提出が求められます。
提出はWEB完結させることが可能で、各書類をスマホやデジカメで撮影してオンラインアップロードすれば足ります。
本人確認書類としては「運転免許証」をはじめ、「健康保険証」「パスポート」「個人番号カード」などが利用可能です。
収入証明書類は、少額の借り入れ(50万円以下など)の場合は提出不要になる場合もありますが、「源泉徴収票」「住民税決定通知書」「納税通知書」「所得(課税)証明書」または「給与明細」を提出します。
なお、画像アップロードする前に注意したいのは、記載内容がしっかりと読み取れるかということです。
もしも読みにくかったり、斜めから撮影していたりすると再提出を依頼されます。
そこまでの手間ではないですが、審査から契約手続きの時間をスピーディーに進めるには、こうしたチェックが非常に大切です。
④本審査&契約手続き
提出された書類をもとに本審査を行い、通過すると契約手続きとなります。
なお、ここまでの手続きはその時の混み具合にもよりますが当日中に完結させることも可能です。
⑤借入申込&振込融資
借り入れは契約と同時に申し込み可能です。
ローンカードなどは発行されず、指定口座への振込融資のみとなります。
即時振込みが可能な時間は、以下の通りです。
平日 | 8:00~22:55 |
---|---|
土曜 | 8:00~21:40 |
日曜 | 9:00~16:40 |
返済方法は「口座振替」「Pay-easy(ペイジー)」「銀行振り込み」の3種類が利用可能です。
J.Score(ジェイスコア)はメリットの大きなキャッシングサービス!
J.Score(ジェイスコア)はみずほ銀行とソフトバンクが共同で設立した貸金業者であるため、関連するサービスの利用者であれば金利引き下げの特典を受けられます。
・ソフトバンクまたは、ワイモバイルとの連携→年0.1%の金利引き下げ
・Yahoo! Japanとの連携→年0.1%の金利引き下げ
合計で最大年0.3%の金利引き下げを受けることが可能です。
これはauじぶん銀行カードローン(じぶんローン)で、auユーザーが受けられる年0.1%金利引き下げと比較しても高水準。
さらに上限金利の年15.0%は、対象サービスを利用していなくても、審査に通過すれば最低限適用される金利ですので、使途を限定しない無担保ローンとしては圧倒的な水準です。
もちろん「スコアが600点未満だと審査申し込みができない(または審査落ちする)」「振込融資のみでローンカードがない」などのデメリットはあります。
しかし、独自のアイデアと最先端のフィンテックを活用したJ.Score(ジェイスコア)のAIスコア・レンディングは、多くの人にとってメリットの大きいローンだといえます。
まとめ
J.Scoreはプロミスやアコムなどの大手消費者金融と同様、最短即日融資も可能です。
現在融資を受けることを検討中で「まずは手軽に診断を受けたい」という方は、個人信用情報機関に記録されないAIスコア診断を試し、結果次第では申し込んでみてはいかがでしょうか。