プロミスのスマホATM取引は24時間365日使える便利なサービス
SMBCコンシューマー・ファイナンスのプロミスが発行するカードローンはコンビニや提携ATMで借り入れや返済ができる便利なサービスを提供しています。
しかし、プロミスではさらにカードレスでATMでの借り入れや返済ができるサービスも2017年3月から提供しています。
このサービスは「スマホATM取引」と呼ばれていますが、どんなサービスで、どんなメリットがあるでしょうか?
今回はプロミスのスマホATM取引について詳しく解説します。
スマホでカンタン手続き。プロミスのスマホATM取引ってこんなサービス!
スマホATM取引はプロミス独自のサービスと言うよりは、インターネット銀行のauじぶん銀行とセブン銀行が提供するサービスです。
ATMの操作をスマホのデータだけで行うことができるので、キャッシュカードやローンカードなしで現金の引き出しや預け入れが可能となる預金者向けのサービスです。
プロミスではこのサービスを応用してプロミスカードなしでもATMでキャッシングや返済ができるようにしました。
スマホATM取引を利用するのに、auじぶん銀行やセブン銀行口座は必要ありません。
プロミスアプリを手持ちのスマートフォンにインストールすることで、スマホATMを使うことができます。
スマホATM取引ができる、プロミスのアプリで利用できるサービスをご紹介します。
プロミスの公式アプリでできること
アプリで利用できるプロミスのスマホATMではローンカードなし、カードレスで利用することができます。
しかし、2020年4月現在、プロミスのスマホATMに対応しているのはセブン銀行ATMのみです。
スマホATM取引を利用する場合は、このスマホアプリから「スマホATM取引」を選択することで利用が可能です。
では、スマホATM取引はどのように操作するのでしょうか。
スマホATM取引の操作方法
プロミスのスマホATM取引を利用する前にプロミスのアプリを導入する必要があります。
ダウンロードしてアプリにログイン、「スマホATM取引」をクリックしてから以下の手順で利用します。
スマホATMの利用方法
- 1.セブン銀行ATM画面を操作して「スマートフォンでの取引」を選択
- 2.セブン銀行ATM取引画面にQRコードが表示される
- 3.スマホで入金か出金を選択
- 4.QRコードを読み取る(カメラは自動起動)
- 5.スマホに「企業コード(4桁)」「ワンタイムパスワード(4桁の暗証番号)」が表示される
- 6.セブン銀行ATMに上記コードとパスワードを入力
- 7.取引金額を入力してからはセブン銀行ATMの画面に従って操作する
アプリのダウンロードは初回利用だけとなりますが、4と5の操作は毎回必要となるので普通にATMを利用する場合よりは手間がかかります。
プロミスのスマホATMのメリットとデメリットは?
ATM操作する手間を考えると、普通にローンカードを利用してキャッシングするほうが簡単ですが、実はスマホATMはカードレス以外にも便利なポイントがあります。
・プロミスカードを持ち歩かなくてもいいので不正利用のリスクが低くなる
・財布を忘れたり紛失したりした場合にスマホだけで現金が引き出せる
外出先で財布を忘れたことに気づいた場合、スマホATM取引を利用して一時的なキャッシングをすることができます。
キャッシュカードやローンカードは財布に保管する人が多いので、財布を忘れてしまうと現金を引き出すことができません。
そんな場合にはスマホATMを便利に利用することができます。
5万円をキャッシングしたとしても次の日に一括弁済すると利息は以下の通りです。
財布を取りに戻る手間や交通費を考えると、1日分のキャッシング利息を支払うほうがお得です。
翌日、確実に返せるというのであれば、こうした利用方法をとるのが良いでしょう。
またカードと違い、スマートフォンには様々なセキュリティ機能が搭載されているので、仮にスマートフォンを落としたとしても、簡単に不正利用されてしまうことはありません。
そうした意味からも、スマホATMのメリットは大きいと言えるかと思います。
一方でデメリットとしては、セブン銀行ATMでしか利用することができないという点が挙げられます。
セブン銀行ATMは24時間365日利用できるので大きなメリットですし、プロミスのスマホATMでも同じように使えるものの、スマホATM取引はここでしか使うことができません。
非常に便利な機能であるだけに対応するATMが増えることで、より利便性を感じることができることと思います。
また、提携ATM扱いとなっているので、手数料がかかってしまうのもガッカリなポイントかもしれません。
では、ここまでに出てきたプロミスのスマホATMのメリットとデメリットを表にまとめてみます。
メリット |
・24時間365日利用可能 |
---|---|
デメリット |
・セブン銀行ATMでしか利用できない |
手数料については、「セブンATM手数料無料キャンペーン」といったものが実施されていると、かからないこともあるようですが、基本的には「かかるもの」と認識しておく必要がありそうです。
また、スマホATMを利用するからといってカードが受け取れなかったり、すでにカードによる取引をしているからスマホATMを利用できなかったりすることはありません。
Web完結による口座振り込みもそうですが、複数の取引方法を持つことで自分にあった利用方法を選択することができます。
ただし!便利に使えるということは、 使いすぎてしまう可能性もあるので、自己管理をしっかりするのが大切。
しっかりと意識していきましょう!!
プロミスの借入れ方法は3つ!それぞれの特徴をチェック
プロミスのスマホATM以外の借入方法もご紹介しましょう。
借入方法を比較することで、スマホATMをどんなケースで借入に利用すればいいのかがわかります。
プロミスでの借入方法の種類
・プロミスATM、提携ATM、コンビニATMからの引き出し
・振込キャッシング(パソコン・スマホ・携帯)
・プロミスコール(電話)でのキャッシング
プロミスのATMでキャッシングするのが一般的な方法ではありますが、営業時間の制約があり、近くにATMがなかったりすると、探しまわってしまうことになります。
パソコン・スマホや電話を使った振込キャッシングは最短10秒で振込みが完了し、利用する場所を選ばずにすることができます。
ただし、指定した振込先に現金が振込まれるので、対応するATMでないと引き出せない可能性もあります。
ATMによる引き出しという点では、スマホATMも他のサービスと大きな差はないですが、セブン銀行ATMでないできないため、より限定されていると言えるでしょう。
プロミスの審査時間と融資スピード
最後にプロミスに申込みした場合の審査スピードや融資スピードについて解説します。
プロミスのフリーキャッシングは借り入れ方法が便利なだけでなく、新規申込の場合も審査スピードが速く即日融資も可能となります。
インターネットやスマホを利用すれば24時間申込が可能で審査結果も当日中には連絡されます。
申込から融資実行までに時間がかかる要素としては、審査時間や本人確認書類の確認、契約書作成、カード発行などがあります。
近所に無人契約機があれば申込完了からカードの受け取りまで最短即日で可能です。
また、Web契約によるでも審査手順から発行までの流れは同じ。
審査結果や必要書類提出などWeb完結するため、無人契約機に足を運んだり、郵送物が送られたりすることないので、誰にもバレずにカードローンを始めることができます。
このWeb申し込みとプロミスのアプリにあるスマホATM機能を使えば、即日取引もできますし、必要があれば後からカード発行することも可能です。
プロミス利用の注意点
プロミスのフリーキャッシングは申込から利用まで簡単な手続きででき、新規利用者には30日間無利息期間があるのでお得です。
30日間の無利息サービスを利用するには、メールアドレスとWeb明細利用の必要があります。
このサービスを利用することで、スマートフォンなどから会員ページに入ると、いつでも残高やつぎの返済日や返済額を確認することができます。
また、銀行カードローンと比べると高金利なので、リボ払いを多用すると金利負担も大きくなります。
プロミスに限らず消費者金融系のローンを利用する場合は、必要最小限の利用をして金利負担を軽減するように努めましょう。
まとめ
現在、プロミスを含めてスマホATMを利用することができる消費者金融は、アイフル、SMBCモビット、レイクALSAの合計4社です。
スマートフォンの普及とともにApple PayやGoogle Payといった決済方法なども提供され、スマートフォンだけで決済することが可能となっています。
スマホATMもカードレスでのATMで借り入れや返済を可能にする画期的な方法です。
一方であまり進歩的過ぎて、ついていけないという人もいるかも知れませんが、借り入れや返済の手段は数多くあることで、さまざまなケースで利用できるようになります。
スマホATMもそのひとつとして、常に利用しなくてもその使い方を覚えておけば、いざというときに役に立つでしょう。