結婚費用に使えるブライダルローンとは?賢く使うコツを紹介

更新日:2020/03/25
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結婚式に関する費用の捻出に困っている人や、結婚資金不足に悩んでいる人のために、ブライダルローンについて解説します。

人生の晴れ舞台である結婚式は、ゼクシィが発表した「結婚トレンド調査2019」によると、全国平均で354.9万円の費用がかかるという高額出費のイベントです。

結婚式にかかる準備費用面の課題から規模の縮小や、式の取りやめを考える人もいるかもしれません。

そのまえに、ブライダルローンを検討してみてはいかがでしょうか。

ブライダルローンは結婚に関わる費用に利用できるローンサービスであり、その金利相場も個人向けカードローンなどと比べても低金利なのが特徴です。

そこで、ブライダルローンの特徴やメリット・デメリット、また申込み手続きや必要書類など、ブライダルローンを利用するうえで重要な基礎知識をまとめました。

さらにブライダルローンを賢く利用するポイントも解説しているので、後悔しないブライダルローンの利用にぜひ役立ててください。

 

ブライダルローンを利用する意義や、メリット・デメリット

メリットデメリットのイメージ

現時点では不足している金額を補うための選択肢のひとつが、ブライダルローンです。

結婚式費用は前払いを求められるケースがほとんどで、後払いは一部業者しか対応していません

したがって、結結婚費用は次の2つのポイントを踏まえて考えていく必要があります。

  • 結婚式は決して安くない。計画的な資金準備が必要
  • 結婚費用は基本前払い。ご祝儀での支払いは間に合わない

「冠婚葬祭」という人生のセレモニーの中で、結婚式は最も華やかなため当然費用も高くなります。

特に華やかなもの、あるいはこだわりをもった結婚式をしたいという場合には数百万円単位の費用がかかるでしょう。

ゼクシィ結婚トレンド調査2019によると、2018年4月~2019年3月におこなわれた結婚式費用の全国平均は354.9万円です。
※参考:リクルートブライダル総研

20代が346万円、30代は452万円の2019年の平均年収と比較しても、結婚式費用の負担は相当なものだとわかります。
※参考:DODA 平均年収ランキング2019

なかには「もらったご祝儀でまかなえばよいのでは?」と思う人もいるかもしれません。

ゼクシィ結婚トレンド調査2019によるとご祝儀の総額は全国平均で224.3万円。
これを考慮すると実質的な負担金額は、

結婚式費用:354.9万円-ご祝儀合計:224.3万円=実質的な負担額:130.6万円

ということで結果的に3分の1程度に軽減はされますが、前払いにご祝儀は使えません。

そこで現時点では不足している金額を補うために、ブライダルローンがひとつの選択肢なのです。

ブライダルローンを利用するときには、上手に活用するポイントを踏まえておきましょう。

ブライダルローンのメリットやデメリットは以下の通りです。

ブライダルローンのメリット

カードローンなどと比較して金利が安い
マイホームローンなどで必要な担保・連帯保証人が不要
ブライダルローン利用で前倒して結婚式を挙げられる

ブライダルローンのデメリット

元本や金利の返済により、結婚生活を圧迫する可能性がある
ブライダルローンの審査基準はカードローンと比較して、かなり厳しい
審査に時間がかかり、すぐに融資が受けられるとは限らない

実際にブライダルローンを利用した際、仕組みをよく考えないと後悔することがあります。

続いてブライダルローンで押さえるべき重要ポイントを説明します。

各事業者のブライダルローンを比較して選ぶさいにも、ぜひ参考にしてください。

ブライダルローンは他にも使える?フリーローンと目的別ローンの違い

ローンは、「フリーローン」と「目的別ローン」の2種類に分けられます。

フリーローンは使いみちが自由に決められるローンのこと

フリーローンとはギャンブルや投資などの例外を除き、基本的に契約者の目的に応じて自由に使いみちを決められるローンです。

金融機関によって名称は異なる場合があります。

フリーローンは銀行、消費者金融、信販会社などが提供しており、利用条件の基準を満たし、審査に通過すると契約可能です。

なお、契約者の収入によって借入限度額には違いがあります。

くわしくは貸金業法における総量規制とはをご覧ください。

フリーローンはブライダルローンと比べると審査が早く、無利息期間があったり、コンビニATMなどからも借入・返済したりすることが可能です。

一見すると「フリーローンのほうが良さそう」と思うかもしれませんが、そうとは言いきれません。

フリーローンは金利が高く、例えば楽天銀行のカードローン(スーパーローン)の金利は年率1.9%~14.5%。
楽天銀行のブライダルローンであれば年率7.0%です。

結婚式のための費用と決まっているなら、金利の低いブライダルローンを選んだほうが良いですね。

ひとことポイントのイメージ

金利には幅がありますが、利用限度額や過去の実績によって融資利率は決定します!

融資限度額内でたくさん引き出すことで低い利率で借りられますが、利用限度額は年収で決まり、多くの人は14%から18%程度と考えていたほうがいいですね。

ブライダルローンは目的別ローン!使途が決まっているローンメニュー

目的別ローンには住宅ローンや自動車ローン、さらに教育ローンなどがあります。

使途が結婚費用に限定されるブライダルローンも、目的別ローンに含まれます。

目的別ローンにおける最大のメリットは、金利が安いことです。

ブライダルローン 金利の例

  • 千葉銀行 変動金利 年5.00~5.20%
  • 北陸銀行 変動金利 年5.675%
         固定金利 年6.450%
  • 楽天銀行 固定金利 年7.0%
  • ジャックスカード 固定金利 年6.50%

上記ブライダルローンの金利は10%以下のものが多くなっています。
借入後の利息負担はフリーローンに比べて相当軽くなるといえるでしょう。

ブライダルローンにおいて認められた使途は広く、結婚式に限定されていません。

ブライダルローンが適用する使いみち

  • ウェディングドレスなど衣装の調達
  • 結婚指輪の購入費用
  • ハネムーン(新婚旅行)の費用
  • 新居への引っ越し費用
  • 嫁入り道具の購入

基本的には結婚に関わる使途であれば利用できます。

詳細についてはブライダルローンを提供する各社の説明を参照してください。

ブライダルローンの申込み手続き・必要書類

ブライダルローンの申込み手続きは、余裕を持って行いましょう。

一般的なローンの申込み手続きとほとんど一緒ですが「挙式の〇日前までに申込み」などの申込期限が設定されている場合もあるのです。

申込期限の設定がない場合でも、挙式ぎりぎりのタイミングの申込は事前審査の関係で融資が間に合わないこともあります。

挙式費用の融資を無事に受けられるように、早めの申込がおすすめです。

ブライダルローンは、結婚式場が金融会社と提携しているものと、銀行や消費者金融などが独自に提供しているものの2種類あります。

申込方法は、来店や電話、FAX、郵送、インターネットからなど事業者によってさまざまです。

申込みに必要な書類は以下の通りです。

本人確認書類 運転免許証、パスポート、健康保険証など
収入証明書 源泉徴収票、住民税決定通知書、確定申告書など
資金使途証明書類 請求書など

加えて、勤続年数を証明する書類の提出が求められます。

保証人や審査のポイントについて

基本的にブライダルローンでは、保証人は必要ありません。

ただし審査の結果によっては保証人を立てる必要があり、そのさいには保証人も書類提出が求められます。

審査のポイントは、ブライダルローンを提供する業者に対して、返済意思や返済能力を示すことです。

また、他のローンと同じく信用機関が保有する信用情報に傷がついている状態だと、審査落ちする可能性が高くなります。

特にブライダルローンは、住宅ローンや自動車ローンなどと違って、万が一返済できなかった場合に、そのローンによって購入したものを売却して返済費用に充てることはできません。

ローンを提供する事業者にとっては貸倒のリスクがあるため、過去に金融事故(債務整理や自己破産など)を起こしたり、携帯電話料金の未払いなどがあったりする場合は、融資が受けられないことも考えておきましょう。

結婚後は出費がかさむことが予想されます。

ブライダルローンの審査だけでなく、結婚後の生活も考えて継続した安定収入があることは重要なポイントといえるでしょう。

結婚に使う費用は、結婚式だけじゃない?結婚後の将来設計も大切

ブライダルローンを検討するなら、必ず他の出費や結婚後の将来設計も考えて利用するかしないかを決めましょう。

結婚に必要な費用は必ずしも安いとは言えません。

結婚式(披露宴含む)の挙式費用は、全国平均で354.9万円です。

挙式・披露宴費用の内訳には以下のような内容があります。

挙式費用の内訳

企画や演出
料理・飲み物
衣装の調達
写真・動画撮影
引き出物・引菓子

上記以外にも式場などで用意されている他のオプションをつけると、さらに高額となるため、ご祝儀だけではまかなえなくなる可能性もあるのです。

また、結婚式や披露宴以外にも婚約指輪やハネムーン、さらに新居への引っ越し費用や家具購入など、お金を出費するポイントはいくつもあります。

さらに結婚して子どもをもうける場合には、出産・育児・教育などの費用があり、これらの経済的負担に耐えうるしっかりとした経済的基盤の確保が重要です。

無理にブライダルローンを利用せず結婚費用を抑える選択肢もあります。

最近では格安でできる結婚式プランも増えてきました。

挙式や指輪、ハネムーンなどを含めた支払総額を、結婚資金の想定範囲内で収めることも十分可能です。

例えば、必要経費は衣装と写真撮影料金のみ、1万円未満の格安なフォトウェディングサービスもあります。

ひとことポイントのイメージ

結婚式は人生最大のセレモニーで大切ですが、そこから始まる結婚生活はさらに重要!!

ブライダルローンを申込む前に、結婚費用を縮小できないかを検討するとともに、家族の将来設計やお互いの経済状況などもしっかり把握しましょう。
またブライダルローンは結婚に関わることに使えるので、そうした使いみちを考えてみるのも1つの方法ですね!

ブライダルローンを申込む前のチェックポイント!ローンで後悔する前に

ブライダルローンは申込前に、きちんとした返済計画を立てておくのが重要です。

ブライダルローンは結婚費用を調達できるという大変意義のあるローンですが、その趣旨や返済プランを考えずに利用すると、後悔してしまうことも少なくありません。

収入があまり多くない場合、ブライダルローンを利用してゴージャスな結婚式を挙げると、返済のために数年間資金が拘束されてしまうのです。

そうならないためには、ブライダルローンを利用する前に次のポイントをチェックすることをおすすめします。

  • 収入は確保できるのか
  • 新たにローンを組む予定はあるか
  • 子どもをもうける予定はあるか
  • 親類縁者から援助を受けられるか
  • ブライダルローンの返済はどうするか
  • 変動金利と固定金利のどちらにするか

なお、ブライダルローンを提供している事業者のなかには、返済計画をたてるのに便利なシミュレーターを用意しています。

シミュレーターを使って返済シミュレーションをすれば、自分たちにとってベストな返済プランが割り出せます。

年間返済額を調整し、負担の少ない返済計画を立てましょう。

ブライダルローンを利用する場合、つねに返済状況を頭の片隅に置いておくのも重要です。

余裕のあるときには、ボーナス月増額返済なども検討してみましょう。

ブライダルローンは、名前は華やかですが一種の借金だということを忘れてはなりません。

結婚の計画を立てるときには、ブライダルローンの利用の有無や安定した経済状況の確保とともに、なりたい家族像についても考えるのが良いでしょう。

 

まとめ

ブライダルローンのメリットやデメリット、利用するさいに踏まえておくべきポイントを解説しました。

ブライダルローンは、結婚費用を工面する重要な方法の1つです。

だからこそ、仕組みについてよく理解し、利用するかしないかを決めましょう。

人生の重大イベントである結婚に後悔を残さないことも重要ですが、その後安定した結婚生活を送ることも同じく重要です。

返済計画を立てておく、結婚資金の範囲内で式をとどめておくなど、後悔のない挙式や結婚生活の計画につなげましょう。

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