未成年でも保証人がいれば消費者金融からお金を借りれる?

更新日:2019/12/23
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未成年者が金融業者からお金を借りる方法は決して多くありません。

アコムやプロミスなどの大手消費者金融も、利用できるのは20歳以上となっています。
同様にほとんどの消費者金融が未成年の利用を断っている状況です。

しかし、未成年がお金を借りる方法がないわけではありません。

18歳以上で親の同意が得られるのであれば、借入できる可能性はグンとあがります。

「お金が必要だけど、親も友人も頼らずになんとかしたい!」そんな思いで借りる方法を探している未成年の方のために…

未成年が借りにくい理由を説明したうえで、未成年でもお金を借りられる方法をズバリ紹介します。

消費者金融で20歳未満は原則NG

未成年でお金の借入先を探している人には残念な情報ですが、消費者金融では未成年が契約することはほぼ不可能となっています。

消費者金融の利用条件には「年齢20歳以上」を提示していることがほとんどです。

参考までに大手消費者金融4社の対象年齢をみても、いずれも20歳以上で未成年は審査どころか申込すらできません。

定職に就き、いくら高収入でも、利用条件に該当しなければお金を借りることはできないのです。

商品名 対象年齢
プロミス 20歳~69歳
アコム 20歳~69歳
アイフル 20歳~69歳
SMBCモビット 20歳~69歳

なぜ未成年は借りられないの?

未成年がお金を借りられない理由についても少しふれておきましょう。

まず、法律上、未成年は社会的責任能力が未熟とされることから、単独で貸金業者からお金を借りられないことになっています。

民法第5条第1項には、「未成年者が法律行為をするには、その法定代理人の同意を得なければならない。」とあります。

法定代理人とは、親権者または未成年後見人のことで、一般的には親を指します。

未成年は親の同意を得ないと消費者金融や銀行等からお金を借りることができません。

笑顔で「コチラ」と言っている先生

万が一、未成年が法定代理人の同意を得ずに契約を結んだ場合は、取り消すことが可能となっていて、使ってしまったお金については返す義務がありません。

貸金業者にとっては、未成年への融資は、契約取り消しだけでなく、融資金が返済されないリスクまで伴うということです。

「それなら、親の同意があればお金が借りられる!」ということになるのですが、親権者の同意を得るといった煩雑な業務を避けるためにも、多くの消費者金融が20歳未満への融資を一切行っていない実状にあります。

ちなみに銀行カードローンも同じで、未成年が融資を受けることはまず無理と思っていいでしょう。

20歳未満でも既婚者なら借入できる!?

オペレーターのイメージ

大手消費者金融4社のように、貸付条件が20歳以上となっていれば、20歳未満の人はどのような状況でも融資を受けることができません。

しかし、貸金業者によっては20歳未満でも例外的に融資を受けられる可能性があります。

なぜかと言うと、民法上の未成年は“未婚の20歳未満”となっており、結婚すれば20歳未満でも成人とみなされるからです。

男性は18歳、女性は16歳から結婚できるので、結婚していて安定収入があれば、親の同意なしで消費者金融と契約できる可能性が出てきます。

具体的な年齢制限を提示せず、単に“未成年の利用不可”という貸金業者であれば、利用の相談ができるかもしれません。

ただし、最初に説明した通り、多くの貸金業者は大手消費者金融4社と同様、年齢制限を設けている場合がほとんどです。

嘘をついて契約することは許されない

消費者金融の中には、親の同意があれば融資を受けられる会社もあります。

親の同意を得る方法ですが、親に電話をかける場合もあれば、親に同意書へのサインを求めるといった書面で行われる場合もあります。

書面のみでの確認となると、親以外にサインを頼んでもバレないと思う人がいるかもしれません。

しかし、文書のねつ造は私文書偽造という犯罪になるので、絶対にやめましょう。

たとえ未成年であっても、嘘をついて契約した場合は契約の取り消しができず、返済義務も生じます。

また、消費者金融との契約では本人確認書類の提出が求められるので、年齢を偽ることもできません。

未成年でも借入可能な3つのケース

未成年が消費者金融で借入することは難しいと説明しましたが、未成年がお金を借りる方法はゼロではありません。

条件や制限は出てくるものの、未成年でも金融機関や業者からお金を借りる方法はあるので紹介します。

ろうきん

ろうきんのカードローン(マイプラン)なら、18歳から申し込みが可能です(一部対象年来が異なるろうきんもあります)。

ただし、未成年が利用するには親権者の同意が必要です。

ろうきんとは労働金庫の愛称で、「中央ろうきん」「近畿ろうきん」など、全国に13か所あります。

注意点としては、ろうきんは利用条件が厳しいことが挙げられます。

指をさしてポイントを教える先生

ろうきんによって違いはありますが、同一勤務先に1年以上勤務していること、前年度の年収が150万円以上など、厳しい条件をクリアしなくてはいけません。

既にろうきんに加盟している人であれば金利優遇されることもあるので、チェックしてみてはいかがでしょうか。

もちろんろうきんに加盟していない人でもカードローンの申し込みは可能です。

ろうきんは非営利団体のため、大手銀行カードローンに比べても低金利で、年率7.075~8.475%で借入できるのが魅力的です。

未成年にとっては利用条件の厳しさが難点ですが、該当する人は対象エリアにあるろうきんの情報を是非チェックしてみてください。

学生ローン

消費者金融のなかには、学生専用のいわゆる「学生ローン」を扱うところもあります。

金融会社によって貸付条件は異なりますが、18歳以上で学生であれば融資を受けられる場合が多いようです。

学生ローンは、高卒以上の大学生、短大生、予備校生、専門学校生等を対象にしていて、アルバイト等で安定した収入があれば借入が可能です。

金融業者によって、使途を学費に限っている会社もあれば、旅行代や運転免許取得、生活費といったあらゆる理由が許される会社もあります。

なかには、保証人不要とし、親の同意がなくても借りられる会社もあるので、親に内緒で利用することもできます。

もちろん、親権者の同意を必要とする会社もあるので、申込前に必ず利用条件をチェックしてみてください。

学生ローンのほとんどは身分証明書として学生証の提示が求められるので、学生でない未成年は利用することは難しいでしょう。

そんな学生ローンにもデメリットがあります。

学生ローンの多くは営業規模が小さく、申し込みや借入方法(店頭窓口、銀行振込など)が限られていたり、追加借入に再度申込が必要だったりと、決してサービスが充実しているとは言えません。

総量規制の解説

また、総量規制により消費者金融での借入は年収の3分の1までと定められているので、最大でも年間のアルバイト収入の3分の1までしか借りることができません。

学生向けとは言え、金利も決して低くないので、安易な利用はおすすめできません。

クレジットカードのキャッシング

消費者金融のカードローンとは異なりますが、クレジットカードを使ってお金を借りる方法もあります。

クレジットカードには、親の同意があれば18歳から持てるものもあります。

クレジットカードと言えば、ショッピング(カード払い)をイメージしがちですが、キャッシング機能があるのをご存知でしょうか。

キャッシング機能を使えば、カードローンのように現金を借りることができます。

クレジットカード カードローン

また、未成年でも社会人で安定収入があれば保証人なしでクレジットカード発行できる会社もあるのでチェックしてみてはいかがでしょうか。

しかし、未成年の学生がクレジットカードを契約するには親権者の同意が必要な上、キャッシング枠がもらえないこともあります。

そこで検討したいのが、学生専用のクレジットカードです。

学生専用のクレジットカードは、親権者の同意が必要で、キャッシング枠が数万円~十数万円と少なめではありますが、学生が借入できる貴重な方法です。

親の同意を得るにしても、消費者金融よりクレジットカードと言う方が話もしやすいのではないでしょうか。

たとえばライフカードには、学生専用のクレジットカードもあり、18歳~25歳の学生(高校生を除く)が親の同意を得て、キャッシング枠を最大10万円まで持つことができます。

まとめ

未成年のキャッシングは非常に難しく、消費者金融から借入することは原則無理と考えた方がいいでしょう。

しかし、18歳以上なら未成年がお金を借りる方法はゼロではありません。

ろうきん、学生ローン、クレジットカードのいずれかであれば、未成年であっても少額のお金を借りられる可能性があります。

いずれの方法も親権者の同意が必要な場合があるので、事前に利用条件をしっかり確認してくださいね。

当然ながら、お金を借りるには利息が発生します。

しかも、未成年が真っ当に借入できる方法には条件のいいものは多くないので、借金はどうしてもお金が必要なときだけ慎重に検討するようにしてくださいね。

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