パート主婦もカードローンを利用できる
冠婚葬祭や子供の養育費、思いがけないアクシデントによって急な出費が必要になったとき、カードローンを上手く活用して急場を乗り切っている方は多いです。
その中にはもちろん、パートタイマーとして働きながら、家計と家庭を支えている主婦の方もいらっしゃいます。
2017年に日本貸金業協会は、キャッシングを利用している方全体の約36.3%は女性であり、全体の21.0%はパートの方だという調査結果を発表しています。
「パート主婦をしている私でもカードローンは利用できるの?」と思ったそこのあなた!安心してください。
今回はパート主婦の方が借りることのできるカードローンについて紹介します。
正社員でもパートでも大事なのは収入の安定性
カードローンの選択肢としては。消費者金融などのノンバンクが提供するものと銀行が提供するものの2種類がメインです。
消費者金融、銀行カードローン、どちらでお金を借りる場合にも、利用条件は「安定した収入がある」こととされています。
パートやアルバイト、契約社員、派遣社員など、雇用形態に関係なく、申込者ご本人に定期的な収入がある主婦であれば、カードローンを利用することができます。
専業主婦は借り入れが難しい
一方、無収入の専業主婦はどうでしょうか。
結論からいえば、専業主婦がお金を借りるなら銀行カードローンを利用する必要があります。
消費者金融には総量規制がある
なぜ消費者金融ではだめなのかというと、実は消費者金融や信販会社は、貸金業法によって専業主婦などの無収入者への貸付ができないことになっています。
それが総量規制というルールです。
貸金業者は申込者の年収1/3を超える貸付をしてはいけないという貸金業法のルール
銀行カードローンは、貸金業法ではなく銀行法に従って業務を行っているため、総量規制のルールにはあてはまりません。
しかし、すべての銀行で収入のない専業主婦が借入できるわけではありません。
なかには総量規制並みの自主規制をしているために、専業主婦の申し込み自体を断る銀行もあるので、事前にシッカリと確認しておく必要があります。
収入の高さは借入額に影響
収入の安定性がカードローンを利用できるかどうかを左右するのに対し、カードローンでいくらまで借りることができるかは、年収の高さに影響されます。
例えば、1年間のパート収入が120万円の場合、3分の1を超える40万円超の借入はできません。
総量規制は貸金業法のルールですが、全国銀行協会の調査によると、銀行のカードローンを利用している方の多くも、借入額は年収の3分の1程度に収まっているようです(一般社団法人 全国銀行協会「銀行カードローンに関する消費者意識調査に関する報告」より)。
初めての借入にはレディースローンがおすすめ
主婦の方であれば、まずは女性専用キャッシングを利用してみてはいかがでしょうか。
女性専用キャッシングはレディースローンとも呼ばれ、内容は通常のカードローンとほぼ変わりありませんが、電話対応など、すべて女性が担当者となります。
主婦をはじめ、女性にとって問い合わせや相談のしやすい雰囲気づくりがされています。
プロミスは「レディースキャッシング」、アコムにおいては女性専用ダイヤルでサポートが受けられるといった、各社女性に向けた窓口が用意されています。
月々の返済額は家計に無理のないように計画
家計をやりくりする主婦にとっては、月々のカードローンの返済額は、慎重に設定したいところです。
カードローンによって借入残高に対する最低返済額が設定されています。
借入額が10万円以下の場合、レイクALSA(アルサ)なら4,000円、オリックス銀行カードローンであれば3,000円を最低限、毎月返済しなければなりません。
約定返済金額は少ないほど月々の返済は楽になりますが、借入残高が減るのに時間がかかり、全体での支払い利息は増えてしまいます。
毎月の返済負担と、総額での返済負担、なるべくバランスよく、損の少ない完済を目指してください。
長期的な返済なら銀行カードローン
パートの収入から返済をしていくなら、長期間の返済になることを覚悟しておかなければいけません。
長い期間をかけて少ない金額で返済していいのなら嬉しいことのように聞こえますが、返済期間が長くなるということは、それだけ多くの利息を払うということです。
利息はできることなら払いたくない負担。長期的な返済をするなら銀行ならではの金利でカードローンを提供している、銀行カードローンを選ぶようにしましょう。
銀行カードローンと消費者金融カードローンの金利比較
銀行カードローン | 金利(実質年率) |
---|---|
三菱UFJ銀行カードローン・バンクイック | 1.8%~14.6% |
みずほ銀行カードローン | 2.0%~14.0% |
楽天銀行スーパーローン | 1.9%~14.5% |
オリックス銀行カードローン | 1.7%~17.8% |
三井住友銀行カードローン | 4.0%~14.5% |
消費者金融カードローン | 金利(実質年率) |
---|---|
三菱UFJフィナンシャルグループ・アコム | 3.0%~18.0% |
SMBCコンシューマーファイナンス・プロミス | 4.5%~17.8% |
SMBCモビット | 3.0%~18.0% |
レイクALSA | 4.5%~18.0% |
アイフル | 4.5%~18.0% |
上記で銀行カードローンと消費者金融のカードローンの金利を比較してみました。
その差は一目瞭然ですね。
返済期間が短いうちはそこまで利息に差が出ませんが、返済期間が長くなればなるほど支払う利息に差が出てきます。
計画的に短い期間で返済をすることが大前提ですが、止むを得ず長期的な返済になる場合は、銀行カードローンを選んでください。
家族に内緒で借りるための対策
「夫のお給料と自分のパート収入だけでは今月のやりくりが厳しい…」など、心のうちを明かさずに家族に内緒でカードローンを利用したい主婦の方も多いでしょう。
おせっかいとは思いますが、まずは家族に資金繰りのことを相談するようにしてください。
カードローンは、正しい・賢い使い方を守れば、急な出費の際にとても役立つ救世主です。
家族の理解の下で利用する方が、後ろめたさも少なく、返済に向けて前向きになれますよ。
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「でもやっぱり家族には知られたくない」そんな方はSMBCモビットを利用してください。
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専業主婦の在籍確認
カードローンで欠かせない在籍確認については、原則、在籍確認の電話は契約者本人にかかってくるため、配偶者の勤務先に電話が入ることはありません。
あくまで在籍確認は審査担当者の個人名でかけてもらえるので、もしパート先の他の人間が電話に出ても、用件がカードローンとは言わないよう配慮されています。
パート先の人にカードローンの審査だと知られる心配はないでしょう。
ただ、返済の滞納、遅れがあった場合には、自宅に督促ハガキが届くなど、家族にカードローン利用がばれることを覚悟しなければなりません。
返済期日は必ず守るように日頃から気をつけておきましょう。
まとめ
ひとくちに主婦と言っても、収入の有無によって利用可能なカードローンが変わってきます。
安定した収入のあるパート主婦は、消費者金融、銀行カードローン、いずれも申し込みができ、利用可能です。
申し込み方法や利用の流れも、正社員、パート・アルバイト等、雇用形態に関わらず同じです。
今の時代、急な出費に備えて、カードローンという選択肢持っておくのも主婦の知恵のひとつではないでしょうか。